世界初の工業用IoT集塵機 エムジオット

IoT集塵機って実際どうなの?

<はじめに>

皆様、初めまして!
IoT集塵機メーカーのエムジオット株式会社です。

私達は昨年度、世界初の小型IoT集塵機を開発したのですが、
反響はそれなりにあるものの、「実際どうなの?」
といったご質問もよく頂戴します。

詳しく聞くと、そもそもどういった機能があるのかについて、
よくわからないとのことでした。
これは、私達が製品の魅力をイマイチ伝えきれていない証拠であり、
猛省しております。

そこで、今回の記事では、原点に振り返って、
そもそもの小型IoT集塵機に関する説明をしたいと思います。
この記事を読んでいただければ、
きっとIoT集塵機の特徴を理解してもらえると思いますので、
最後までどうぞよろしくお願いいたします。

また、今回の記事では、「集塵機に関する基本情報」は、
ご理解頂いている前提でのお話となりますので、
専門知識などで不明な点があれば、
基本情報に関する記事を先に読んでからご覧いただくと、
より理解が深まると思います。

 

IoT集塵機 エムジオットにしかない特徴

まず初めに、「他の製品との決定的な違い」についてご説明します。
私達は、どこよりも他社との差別化を明確に図っており、
かなり自信を持って説明できると思います。

フィルター目詰まり時のお知らせ機能

まず初めに強調したい特徴として、
フィルターが詰まったり、何らかの異常が起こった時に、
スマートフォンやPCに直接バナー通知を送ることができます。

   

これまでの集塵機であれば、
目詰まりランプが本体についているだけだったり、
そもそもランプすら付いていないようなものが一般的でした。

小型の集塵機であれば尚更、沢山の台数を点検する必要があり、
設置台数が多くなると、個別で管理するのが非常に大変でした。

IoT集塵機エムジオットであれば、発生場所、日時、担当者などの情報が
関係者全員のスマートフォンやPCに通知されるので、
細かく管理をする必要性が無くなりました。

小型集塵機を沢山使用している、二次電池やコンデンサの製造工場などでは
細かく管理する時間がもったいないので、定期的に全台数を点検していました。

IoT集塵機であれば、人の介入が必要な時だけ教えてくれるので、
フィルター目詰まりを放置することによって、吸引力が低下し、
生産効率が下がっている時間を減らしてくれます。

PCL不要での遠隔操作機能

小型集塵機を使った「局所集塵」のメリットの1つとして、
配管の事を考える必要がないことが挙げられます。
集塵機が必要になったタイミングで、必要な場所にだけ設置できるのですが、
異物が発生している場所に設置するので、
電源操作を行うのが大変になることがしばしばあります。

このような時は、一般的にはPLCでの制御設定を行い、
離れた場所から電源操作ができるように設定します。

これが、面倒で、お金がかかるんですよね。

集塵機においては、そもそもの単価が安いので、
この設定工事費が、本体価格よりも高い、なんてこともよくあります。

しかし、弊社のIoT集塵機の場合、専用のリモコンを接続するだけで、
最大10メートルまで離れた場所から遠隔操作を行うことができます。


PLCの制御設定を全く行わなくてもOKなので、
トータルで考えると大幅なコストダウンを実現します。

メンテナンス機能の自動保存

小型集塵機は、必要な場所で、必要な時に買い足すような集塵機なので、
購入時期がそれぞれ違います。
そのため、メンテナンスが必要なタイミングも本来異なり、
全台数を一括でメンテナンスするのは、あまり良くないとされています。

IoT集塵機では、
購入してから何時間運転しているのか
前回フィルター目詰まりランプが点灯した時
フィルター交換をした時
異常が発生した時

などの情報を、自動で保存しています。


それらの情報が必要な時だけブラウザで確認することができます。

アップデート機能

メーカーが新製品を発売し、これまでになかった新機能などが搭載された時、
当たり前ですが、過去に買った機械に関しては、その機能の対象外となります。

能力は同じなのに、機能性だけの問題で何機種も分けたりするのも
在庫が過剰に増えたりと不都合が多いので、
全く別のラインナップを出したり、過去の機種を廃番にしたりします。

しかし、ユーザーからすると、何年間にもわたって設備投資を行うため、
途中で型式や能力が変わったりするのは、ハッキリ言って困ります。

IoT集塵機であれば、スマートフォンや電気自動車などを参考に
開発しているため、過去に購入した機種であっても、
アップデートすることで、常に最新の機能を使うことができます。

この機能について、
「そんな機能いる??」とツッコミを頂戴することが多いのですが、
これが絶対にあった方が良いです。
なぜなら、次の項目で紹介する機能は、
後からアップデートによって取り付けられた機能だからです。

既存設備のプチIoT化

先程「フィルターが詰まったり、異常時には通知を行う」と説明しました。
集塵機が緊急停止した時はバナー通知を送る仕様なら、

他の設備で異常が起きた時、集塵機を緊急停止させてあげれば、
その設備の異常までも通知できるのではないか。

というように、ユーザー様との会話から生まれた新機能です。


例えば、コンデンサの製造装置に取り付ける小型集塵機の提案において、
製造装置自体に重大な異常が起きた時に、
集塵機を経由して、その異常を教えてくれる。ということができます。

通常、このようなDX化を進める場合、高価なIoTデバイスが必須となりますが、
IoT集塵機を使えば、異物集塵をしながら、IoTデバイスの役割を
サブスクリプションなしで果たしてくれます。

具体的な利用方法について

「自社の製品にしかない強み」を見出すのが大変な中、
このように、私達は沢山のオリジナリティを見つけることができました。
業界初のソフトウェア搭載集塵機は、万が一不具合が起こっても
遠隔で改善アップデートを行えるので、
今後恐れることなく、様々な新機能を開発していきます。

具体的な使い方に関しては、別の記事でまとめていきますので、
こうご期待ください。

少しでもご興味を持って頂いた方は、お気軽にお問い合わせ頂けるととても嬉しいです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

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